第5週目の症状&思考の整理

[ 第5週の症状 ]

 

先週(第4週)と同様の症状
全体的に先週とほぼ同様の症状でした。

リラックスできる時間が出てきた
先週までは常に何かに集中していた方が楽だったのですが、何もしなくてもリラックスできる時間が出てくるようになりました。

 

第5週は第4週に比べて劇的な変化はありませんでしたが、パニック障害が始まってちょうど1ヶ月が経ちました。

1ヶ月間に比べると随分楽になってきた実感があります。

しかし回復は非常にゆっくりなので焦らず気長に行こうと思います。

 

 

[ 第5週の思考の整理 ]

 

発作の回数も減り、不安も弱くなりつつあったので「とにかく今日(今)を生き延びる」というよりも

ただの自律神経の暴走

とあえてシリアスに捉えない思考に変化させました。
発作が起こっても呼吸法をとらず無視することも出来るようになってきました。

 

第4週目の症状&思考の整理

[ 第4週目の症状 ]

 

日中の恐怖はかなり少なくなくなった
日常生活の大きな問題はある程度なくなったように感じてきました。しかし弱い不安と動悸はまだまだある状態だったので何かに集中していた方が楽に感じていました。

眠れない・食べれない状態が改善する
眠ること、食べることに関してはパニック障害前の水準に戻ってきたと思います。

仕事に集中できるようになる
仕事に関してもパニック障害前の水準に戻ってきたと思います。

朝の発作が弱くなった
朝の発作そのものがない日もかなり増えてきました。

漠然と恐怖を感じる時がある
これは引き続き起こっていました。特に夜に起こることが多く、1人でいることに不安を感じる時もありました。(普段は1人でいることが好きなタイプです)

感情の起伏で発作が起こりそうになる
先週より落ち着いてきたものの、まだコントロールが難しく感じていました。

全体的に調子が整ってきた感がある
とはいえ、調子の悪い日も時々ありました。

 

第4週は常にではないものの、パニック障害前と同様の生活を送れる時間が出てくるようになりました。しかし弱い不安と動悸はまだまだある状態だったので積極的に体を動かし、ポジティブに考えるようにしていました。

 

 

[ 第4週目の思考の整理 ]

 

過去の楽しかった思い出や未来のことを考えると不安が強くなる傾向があったので

とにかく今日(今)を生き延びる

ということだけにフォーカスするようにしていました。
これが意外と不安や発作を落ち着かせることに効果的でした。

 

第3週目の思考の整理

第3週目はこのような思考でした。

第3週目の思考

恐怖のサイクルから抜け出すための前提としてまず以下を意識しました。

  • 私の体そのものには問題がないこと
  • パニック障害について正しい知識を持っていること

この2つをベースとし、「交感神経がアイドリング状態」のため発作が起こることは当たり前と考えるようにしました。また発作の仕組みをロジカルに理解し、不必要に怖がらないように努めました。

 

そして多少無理をしてでもポジティブに考えるようにしていました。

  • 怪我と同じでパニック障害も必ず治る
  • 発作が起こっても私は私のまま、できることも変わらない
  • 以前と同じようになんでも楽しめる
  • パニック障害に受身でいても精神的に病んでいくだけ

 

上記の思考が上手くいったのか、非常にゆっくりとした回復速度ではあるものの回復の兆しが見えてきました。

 

第3週目の症状

第3週の症状は以下のものでした。

 

恐怖がない時間の方が少しだけ多くなった
といっても絶妙なバランスで均衡を保っている天秤のように、いつ発作が起きてもおかしくない状況でした。そのため常に何かに集中している状況を作っていました。

眠れない・食べれない状態が改善する
夜中に何度か起きたりすることはあっても慢性的な寝不足は解消されつつありました。また食べる量もかなり通常に戻ってきました。

仕事に集中できるようになる
先週に比べると長く集中できるようになりました。

朝の発作が弱くなった
1日の中で朝の発作が1番強く、先週までは目が覚めた後にベッドで落ち着く必要がありました。しかし今週からは以前のようにリビングで朝を過ごせるようになりました。

ニュースの見出しで発作が起こりそうになる
特に誰かが亡くなった等のニュースで恐怖を感じていました。また「現実は仮想現実の可能性がある」といった普段はなんとも思わない見出しにもとても恐怖を感じたことを覚えています。

漠然と恐怖を感じる時がある
何がトリガーなのかは分かりませんが時々強い恐怖を感じていました。

感情の起伏で発作が起こりそうになる
特に怒りや焦りの感情が発生した時に発作が起こりそうになっていました。

 

第3週は「恐怖のサイクルから抜け出す」という意識が強くあったせいか、パニック障害前の状態に少しだけ戻ってきた感覚がありました。

といっても自分が期待するような急速な回復ではなく、非常にゆっくりとした「2歩進んで1歩下がる」といったような回復速度でした。

 

第2週目の思考の整理

第2週目はこのような思考でした。

第2週目の思考

とにかく第1週の状態から抜け出すために、恐怖のサイクルから抜け出すことを考え始めました。

というのも発作が起こるたびに「こう考えたら落ち着くだろうか」という思考の実験を繰り返していました。しかしどう頑張っても恐怖は抑えられないことに気づいたのです。

恐怖は私たちの原始的な本能です。

コントロールできない恐怖は「諦める(受け入れる)」しかないのです。

この「諦める」という感覚は頭で理解するのではなく、実際恐怖を限界まで体験して経験として理解する必要があると思います。

 

これは全て「私の場合」の思考になりますが、これがパニック障害回復への第一歩になりました。

 

第2週目の症状

第2週の症状は以下のものでした。

 

常に恐怖の状態が少し改善
恐怖は常にあるものの、恐怖が弱まる時間が少しだけでてきました。しかし強めの恐怖が襲ってくる不安でまた恐怖がくるといった状態でした。

眠れない状態が少し改善
何度も起きてしまう状態ではあるものの短時間は眠れるようになりました。慢性的な寝不足状態のため日中の発作の対応が難しい時がありました。

食べれない状態が少し改善
少量ではあるものの食べれるようになってきました。食事中は何故か発作が起きやすかったです。

少しだけ仕事に集中できるようになる
先週は椅子に座っていることがやっとといったレベルだったのですが、少しだけ仕事に集中できるようになってきました。

恐怖のサイクルから抜け出す意識ができる
パニック障害に完全に囚われていた第1週と比べ、ストレッチや家事など他の事に集中しようという考えができるようになりました。

過去のことを考えると発作が起こる
昔の楽しかった思い出や、以前の習慣などを思い出すと発作が起こっていました。過去の健康な自分と現状の自分と比べ、現状を受け入れきれず発作が起こっていたのだなと思います。

曲によっては発作が起こる
気を紛らわすために音楽を聴いていたのですが、曲によっては発作が起こっていました。こちらも上記同様の理由なのかなと思います。

 

第1週と比べると少しは落ち着いてきた感じはありますが、まだまだといった状態でした。

 

第1週目の思考の整理

パニック障害が始まってからは常に思考(気持ち)を整理しようと試行錯誤しています。

それは現在も続いていて、思考を整理することで発作時に効果的に自分を落ち着かせることができると感じているからです。

以前紹介したパニぬけ ザワザワする心、不安・パニックを手放す方法をベースにネットで調べた情報を織り混ぜ、状況に応じた自分なりの落とし所を見つけています。

 

しかし考えすぎも良くないことを併せて経験しました。

本当に頭がショートするような感覚があって、少しだけ離人感というか非現実感が出てしまいました。何事もほどほどが一番…

 

前置きが長くなりましたが、第1週目はこのような思考でした。

第1週目の思考

とにかく発作も酷かったので論理的に考えようとし、

何でも乗り越えられる!
この経験は絶対ためになる!
ゆっくり、あせらず!
症状を受け入れる!

とかなり無理をして自分を鼓舞していたと思います。